プーリ・ギヤの回転数の求め方(三級整備士・総合の学科)
プーリ・ギヤの回転比とは
かみ合ったギヤや、ベルトでつながったプーリは、歯数(プーリなら径)が大きいほど、ゆっくり回ります。回転数は、歯数や径に反比例します。駆動側の回転数と、両方の歯数(または径)から、従動側の回転数を求めます。
公式と単位
従動側の回転 = 駆動側の回転 × 駆動側の歯数(または径)÷ 従動側の歯数(または径)
- 駆動側:回す側のギヤやプーリ
- 従動側:回される側のギヤやプーリ
- 回転数の単位:min⁻¹
例題
問題歯数 20 のギヤ(駆動側)が 3,000min⁻¹ で回り、歯数 40 のギヤ(従動側)とかみ合っています。従動側の回転数は?
解き方
- 回転数は歯数に反比例します。駆動側の回転 × 駆動側の歯数 = 従動側の回転 × 従動側の歯数
- 従動側の回転 = 3,000 × 20 ÷ 40 = 1,500(min⁻¹)
答え1,500min⁻¹
大きいほうのギヤは、ゆっくり回ります。答えが駆動側より速くなったら、式の分母と分子が逆になっていないかを見直します。
よくある間違い
- 歯数の比を逆にする。3,000 × 40 ÷ 20 = 6,000 となり、大きいギヤのほうが速く回ることになってしまいます。
- 駆動側と従動側を取り違える。問題文で、どちらが回す側かを先に確かめます。
- 「回転比」を聞かれているのに、回転数で答える。この例の回転比(駆動側の回転 ÷ 従動側の回転)は 2 です。